畳の上に張ってある「い草」で出来ている部分を「畳表」と呼びます。
表替えとは、その「畳表」の部分を新しく張り替えることです。 畳床はまだ大丈夫なのに「畳表」の一部が破れてしまったり、 シミや汚れができて落ちない場合などの時に「表替え」をします。 この時、今まで使っていた「縁(へり)」も新しく取り替えます。
当店では、国産畳表のみを使用しています。 畳縁の色・柄も豊富に取り揃えていますので、 お部屋に合わせて、お好みの「畳縁」をサンプルからお選びいただけます。
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畳表の違いって? 使用する畳表のランク(グレード)によって価格が変わります。 畳表がどう違うのか分からない、と感じる方も多いと思います。
☆ 実際に写真で見比べてみましょう ☆
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★ 3枚の畳表 下の写真は一般敵によく使われるクラスの、熊本産・3種類の畳表を並べています。 一番上は、畳の目・ひとつの中に綿糸の経糸が2本入っています。 二番目(真ん中)は、ひとつの中に麻糸の経糸が2本入っています。 三番目(一番下)は、ひとつの中に麻糸と綿糸の経糸が2本ずつ、計4本入っています。 説明のため、仮に写真上から「イ」「ロ」「ハ」としてみましょう。
まず、い草の長さが違うことがお分かりいただけるでしょうか? 「縁が付く」辺り(端の織りはじめの辺りです)の「い草のそろい具合」や「色具合」も違います。 上級になるほど長い「い草」が使用され、穂先と根本の部分を省いたい草のきれいな部分を使用出来ることになります。 写真だと、良く見ると何となく違うかな?程度かと思いますが・・・ | |
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★ 3枚の畳表 No.2 同じく3枚の畳表の真ん中あたりを撮った写真です。 良く見比べると、い草の目の積み具合や、畳目の山と谷の出具合が違う事がお分かりいただけるでしょうか? 特に「ハ」のものはその特徴が顕著に現れています。 | |
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★ 極端な例 3種類の中から「ロ」を省き、「イ」と「ハ」の2種類にしてみました。 違いは一目瞭然ですね。 い草の目が積んでいるほど肉厚で、重さもあり、それが畳表のコシとなり、強度も高くなります。 これは極端な例ですが、この3種類の上下にも、そして中間にも様々なグレードがあるのです。いわゆる「ピンからキリまで」ですね。 実際には実物を見て、握って、触り比べていただければ写真では分からない違いもお分かりいただける事と思います。 価格だけで選ぶのではなく(ご予算も大切ですが)、良く比べて用途に合った畳表をお選びください。 用途に合わせたアドバイスや提案もお任せください。 | |
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