「縁付き畳」から「縁無しカラー畳」へ表替え 「縁付き畳」から「縁無しカラー畳・栗色」へ表替えです。 半畳市松敷きをご希望されていたのですが、現状を拝見したところ、畳はしっかりしていたので、今使っている畳を利用して、一畳の縁無し畳にする事をを提案させていただきました。 すべてを新畳に入れ替えるのとは、コスト面でもかなりの差が出ますし、何よりも今使っている畳がもったいない事も大きな理由でした。 このように縁が無くなるだけでも見た目の変化は非常に大きい物なんですよ。
☆ 畳の施工ポイント 縁付き畳から縁無し畳に替える際には、僅かですが寸法調整が必要になります。こちらのお部屋も隙間があいている部分には寸法を出したり、畳表が側面に回り込む分の寸法を切ったりして、微調整をしながら施工しています。 |
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青表(琉球表) この畳表、普通の畳表とはちょっと違います。 これは青表(あおおもて)と呼ばれる畳表で、琉球表とも言われます。 青表は、「七島イ」(しっとうい)と言うカヤツリグサ科の植物で、通常の畳表に使われる「い草」とは異なり、断面が三角形の茎部分を半分に割いて織られます。 独特の質感と香りがあり、国内では大分県の国東半島だけで生産され、1農家で一日に2畳ほどしか生産できない、貴重なものなのです。 「琉球畳」と言えば、「半畳の縁無し畳」を思い浮かべる方が多いでしょうが、元々は青表を使用した畳の事を「琉球畳」と呼んでいました。 太い経糸と、独特の質感が写真で伝わるでしょうか?
当店では、寸法に切り上げた「青表の端」が解れる事が無いように、写真のように、経糸の一本一本を別の糸で「かがって」から畳に仕上げています。 |
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15ミリ 縁無し半畳市松敷き 一般には「琉球畳」と言われることが多い「縁無し畳の、半畳市松敷き」です。クローゼットがあるため、この厚みでないと敷き詰められませんでした。畳表には和紙製畳表、清流・若草色を使用しました。
三枚の写真をまとめていますが、入口側から見た写真と、奥から見た写真を比べると、畳の大きさが違うのがお分かりいただけると思います。こちらのお部屋の場合、このような寸法配分にしないと、見た目が見苦しくなってしまうでしょうね。 |
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鼠色・縁無し半畳市松敷き オールフローリング・マンションの一室に畳を敷きました。 日当たりが良いので、日焼けの少ない和紙製カラー畳・清流を検討され、最終的に「銀鼠色」を選ばれました。 久しぶりに使う色ですが、お部屋の雰囲気によく合っています。 カラー畳全般に言える事ですが、小さなカットサンプルで見た時のイメージよりは、実際に畳を敷いた時の方が明るい感じに仕上がります。 この銀鼠色も全く違和感なく、お部屋に溶け込んでいますね。 |
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1.琉球畳(当店施工例) 2.自作の小上がりに縁無し畳 3.カラー縁無し畳(白茶色)・一角に敷き詰め 4.「縁付き畳」から「縁無しカラー畳」へ表替え 5.「縁付き畳」から「縁無しカラー畳」へ表替え 6.30ミリ 縁無し畳・部分敷き詰め 7.八王子市堀之内 鮨 和食 はせがわ様 8.29 9.渋谷区 K 様宅
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